博報賞

活動タイトル

国際社会に生きるたくましい文化人の育成

東金市立鴇嶺小学校

国際文化理解教育部門| キーワード:千葉県
東金市立鴇嶺小学校

活動内容

本校はほぼ20年前から国際理解教育に取り組んできており、その精神は今も引き継がれ、本校の学校文化を形成している。それは、各国の人々を自国民同様に愛しかつ尊敬する心を育てることであり、また、外国の人達から愛され尊敬される日本人を育てるというものである。その教育方法は体験を重視しての心と姿勢作りにある。具体的な取り組みとしては次の5点があり、途絶えることなく現在も益々盛んに行われている。
①小学校英語活動の取り組み:1年生から6年生まで全校で取り組み、ALTと担任の指導によって、身体を使った参加体験型の授業をとっている。多くの子どもたちが英語の授業を楽しみにし、好きになってきている。
②韓国本五初等学校との交流:隔年で訪問を繰り返し、今年で15回目を数えた。近くて遠い国であった韓国が、子どもたちや保護者にとっても身近な存在の国になった。
③国際交流フェスティバル:外国に対する偏見をなくすため、地域在住の外国の方々を招待し、異文化交流会を実施してきた。地域に開いた大きな学校行事となっている。
④学校給食に外国料理:食文化を通して異文化理解をすることを目的に、月1回のペースで学校給食に外国料理を取り入れてきた。味覚を通して外国に対する関心を高めた。
⑤自国の文化や外国の文化を取り入れたクラブ活動:クラブ指導者の持つ特異な技術に触れることに よって、自国の文化や外国の文化のよさを体験している。目を見張るような才能を発揮する子どももおり、文化を愛好する心が育ってきている。
 子どもたちの自主的な考えで、プルタブを集めて障害者に車椅子を送ろうとしたり、中国四川省の地震の被害者に児童会を使って支援活動を始めたりする姿が見られた。広い視野に立ち、たくましい心が育ってきている。【写真】子どもたちが積極的に英語で会話する授業



審査委員より

本校は、長年にわたって、国際理解教育の実践を多角的、かつ総合的に進めてきた。韓国の姉妹校とも15回にわたる相互訪問を通して継続的な人的交流が行われると同時に、食と文化を絡めて学校給食に外国料理を取り入れたり、「国際体験科」の設置を通して英語活動に取り組んだり、学校が一体となって多角的な実践を展開してきたことが評価される。

プロフィール

【創立】
1974年

【団体の規模】
・児童・生徒数:548名
・クラス数:20
・指導者数:31名