博報賞

活動タイトル

様々な体験活動による「生きる力」の育成と「豊かな心」を育成する健全な社会のモデル作りの実践

NPO法人ふれあいサポート館アトリエ

教育活性化部門| キーワード:福島県
NPO法人ふれあいサポート館アトリエ

活動内容

1966年創立以来42年間、創作活動に加えて野外活動・自然体験活動・生活体験活動等の様々な体験学習をする場を提供して、豊かな心の育成に努め、幼少年の健全育成に寄与してきた。
 地域に留まらずグローバルな視点で教育を捉え、他県、中国等外国との交流も計り、総合的な学習の機会を長年に亘り継続して実施し、社会教育にも貢献してきた実績は大きく評価された。
 この間、集団生活の中で、子ども達の社会性の発達や豊かな人間性を育むプログラムを多岐に亘り展開し、幼少年の精神的・身体的能力を引き出すためのアプローチをして、一人ひとりの能力を向上させ、主体的に行動する意欲と強い心を培う活動を展開し、「生きる力」を引き出すことに努めてきた。
 著しい高度成長からバブル崩壊へという社会を背景に、青少年の問題行動が大きな社会問題になり「心の教育」の重要性が指摘されて今日に至るが、それ以前から全国に先駆け、体験プログラムを組み、「子ども達に、今必要なものは何か」を見極め、様々な活動を実践してきた。
 また、グループ活動の中で人間形成の場を提供し、リーダー育成にも努めてきた。これらの活動は2008年7月現在、600回を超えた。
 これらの活動を展開するにあたって、安全管理と事故の責任問題がネックにもなったが、創立者の巾広い人間関係をベースに、専門的知識や技術を持ち合わせたスタッフを始めとして、保護者や地域の人々、その他多くの関係者から物心両面で多くの支援を受け、心強く活動できた。
 地域の教育力や家庭の教育力低下が指摘されている昨今、他人の子も自分の子と同じ目線で接して、社会の子どもとして育成できる地域の輪を今後も更に拡げるべく、健全な社会の構築に努めていきたい。

【写真】
糀造りや味噌つきを体験しながら協調性も仕込んだ通学合宿



審査委員より

「一人ひとりの子どもの個性や可能性を引き出し健全な心身を育む」という明確な教育理念を実現するため、美術教育を出発点としつつ、長年にわたる継続的な努力を通して全人教育が展開されてきている。地域だけではなくグローバルな内容をも含む多様な活動の場やメニューによって子どもたちが生き生きと活動している。

プロフィール

【創立】
1966年

【団体の規模】
・児童・生徒数:登録会員324名
・クラス数:絵画造形教室9、陶芸教室1、放課後児童クラブ1、おやこ教室3
・指導者数:常勤スタッフ6名、非常勤スタッフ5名、ボランティアスタッフが都度参加