博報賞

活動タイトル

世界遺産「知床」の地を生かした、人間形成に繋がる山岳合宿体験

羅臼町子ども会育成協議会

教育活性化部門| キーワード:北海道
羅臼町子ども会育成協議会

活動内容

世界遺産、知床半島。その壮大な自然の中、道なき道を5泊6日かけて歩くのは、「ふるさと少年探険隊」に参加する地元の小学校4年生から中学3年生の子どもたちです。この活動は、郷土愛や自然環境保全、忍耐力、協調性をはぐくむことを目的として、1981年に開始されました。子どもたちは大自然での野外活動の中で、自ら考え行動すること、チャレンジすること、協力し合うことを覚え、生きる力を身につけるとともに、「自分たちは自然に育てられているのだ」ということを実感していきます。
この子どもたちの活動を支えるのは、参加者とほぼ同数の人数で同行するスタッフ。そのほとんどは、プログラム作りや安全確保に関する研修を経て「羅臼町野外体験指導員」という羅臼町独自の資格を取得しています。さらに子どもたちと事前の練習を繰り返し、保護者への説明会も行うなど、子どもたちが厳しい自然と「安全に」向き合えるための体制を徹底しています。こうして地域の大人たちがかかわることで、知床半島の将来を担う子どもたちを育てるという構図がしっかりと位置づけられています。



審査委員より

本協議会では、世界自然遺産「知床」の地を生かした野外体験活動の実践(ふるさと少年探険隊)を1981年より24回にわたって積み重ねてきた。野外での5泊6日にわたる多様な活動を含む合宿体験は、豊かな自然と地域性を活かした貴重な教育活動であり、参加した子どもたちにとって極めてユニークな人間形成の機会になっている。

プロフィール

【【団体の規模】
■2006年度 活動規模
・参加者:27名
・同行スタッフ:28名 
(過去24回の実施の参加者合計674名)

主な著書・論文・文章など

2000年 「ぼくらは知床探険隊」岩崎書店
2002年 「ふるさと少年探険隊20回のあゆみ"知床半島縦走"」 羅臼町子ども会育成協議会