博報賞

活動タイトル

図書館活動の充実で読む力をつけ、自ら課題解決できる児童の育成を目指す30年間の国語教育

福岡市立金山小学校

国語・日本語教育部門| キーワード:福岡県
福岡市立金山小学校

活動内容

「読むこと」を重視した国語科の学習研究において、福岡市内でもリーダー的存在なのが金山小学校です。物語、説明的文章を中心に「確かな読解力」を身に付けるために、授業づくり研究に取り組んでいます。また、学年に合わせてお勧め本リストを作成し、低学年は年間120冊、3年生以上は80冊~100冊を目当てに読書活動に取り組むほか、朝の読書タイム、地域ボランティアによる読み聞かせ、PTA図書委員会と連携した図書の貸し出しなど、図書館教育にも力を入れています。さらに、国語科だけでなく、どの教科にも通じる「授業の姿」を追求する授業研究も進めており、子どもたちにとってよりよい授業のあり方は何か、という研究も始められました。その研究の成果は、少しずつ、子ども達の取り組みにおける熱意や、生活面での落ち着き、行動や言動に感じられるたくましさ、といった形で表れつつあります。



審査委員より

開校以来30年間国語教育研究を継続するという方針で運営されてきた学校である。その着実さは、地域においても指定校となったり表彰されるなど高い評価を受けていることからも読み取れる。「読むこと」を中心に、「意欲的に読む」、「課題を持って読む」、「自律的・主体的な読み手を育てる」などテーマを深化させてきた。読解力育成及び読書活動の充実は、国語教育の重要な課題であり、それらを継続させてきた功績は高いと考えられる。

プロフィール

【団体の規模】
・児童・生徒数:298名
・クラス数:12
・指導者数:24名

主な著書・論文・文章など

1996年 「意欲的に読み進める指導法の研究」 福岡市立金山小学校
1998年 「学習情報センターとしての図書館の活用を取り入れた学習の展開」福岡市立金山小学校
2000年 「課題をもって読み,読書へ広げていく子どもの育成」 福岡市立金山小学校
2003年 「自立した読書活動を展開する教育課程の工夫」 福岡市立金山小学校
2006年 「確かな読みの基礎・基本を身に付けた主体的な読み手を育てる学習」福岡市立金山小学校