博報賞

活動タイトル

中規模校における多面的な特別支援教育推進体制構築のモデル

上越市立飯小学校

特別支援教育部門| キーワード:新潟県
上越市立飯小学校

活動の目標・方針

・同世代の中学生と互いの理解を深め、認め合う。
・共に活動する経験を通して積極的な態度を養い、社会性や豊かな人間性を育む。

活動内容

15年度にLD、ADHD、高機能自閉症等、従来の特殊教育の対象にならなかった児童の教育支援の在り方を探った。その結果、今まで生活指導上の問題と考えていた問題行動が発達障害に起因する場合があること、そして児童の困り感に応じた個別支援により状況が改善されるという成果を得ることができた。16年度では、特別支援教育をより一層推進するために特別支援教育コーディネーターを中心に特別支援学級の弾力的な運用を試行した。17年度から、これまでの2年間の成果を踏まえ、本格的な特別支援学級の弾力的運用に取り組んだ。一人一人の実態に応じた、個別の指導計画を作成し、実際の指導から効果的な支援策を集積・整理し、当校のユニバーサルデザインとしてまとめた。3年間の実践によって、全職員が特別支援教育の視点に立ち、協働性のある指導を行うようになり、児童が授業中に離席せず課題に集中して取り組む姿や、友達とかかわりながら落ち着いて学校生活を送る姿など学習や生活面に一人一人の確かな変容が見られるようになった。



審査委員より

特別支援教育体制への移行にあたり、歴史の長い中規模小学校として、従来の特殊学級の弾力的運用に積極的に取り組んできた。特別な教育的支援を必要とする児童への対応、教員研修の充実、保護者への相談活動、就学前児童についての幼稚園・保育園との連携など、今後の特別支援教育の基盤となる活動を着実に展開していることが高く評価できる。

プロフィール

上越市立飯小学校

団体概要

【創立】
1876年

【団体の規模】
■児童・生徒数 425
■クラス数 17
・通常の学級 14
・知的障害特別支援学級 2
・情緒障害特別支援学級 1
■指導者数 23

主な著書・論文・文章など

2005年 「平成15・16年度文部科学省委嘱特別支援教育推進体制モデル事業報告書」 新潟県教育委員会
2005年・2006年 「平成16・17年度国立特殊教育総合研究所セミナー」 国立特殊教育総合研究所
2006年 「特別支援教育推進体制モデル事業の実際」 ぎょうせい
2006年 「新潟教育会報 第54号」 財団法人 新潟教育会
2006年 「上越特別支援教育研究会会報 第71号」 上越特別支援教育研究会