博報賞

活動タイトル

12の小・中学校が一緒になって取り組む地域の伝統文化伝承活動

ひたちなか市伝統文化継承事業実行委員会

文化教養育成部門| キーワード:茨城県
ひたちなか市伝統文化継承事業実行委員会

活動の目標・方針

・郷土に伝わる民謡や民俗芸能の習得をとおし、郷土で慈しまれてきた「ふるさとの心」を児童・生徒に伝える。
・郷土の伝統文化の継承を契機に地域の人々との世代を超えた交流を図る。
・礼儀作法の習得や伝統文化を受け継ぐ誇りと地域を愛する心を養う。

活動内容

平成2年、市の教育委員会の発案により、郷土に伝わる伝統文化の継承と豊かな人間性を養うことを目的に、市内小中学校9校で構成された「伝統文化継承事業実行委員会」が組織化され、和楽器の調達や各学校ごとの地域指導者の確保に努め、翌年度には本格的に事業がスタートした。
現在、小学校9校及び中学校3校の計12校が事業に参加し、各学校とも「伝統文化クラブ」等を設置し、各保存会の協力を得て、地元に伝わる民謡「磯節」、「網のし唄」などを中心に唄、踊り、三味線、和太鼓の練習に励んでいる。
特色としては、これら習得した成果が音楽会などの校内行事で発表されるに留まらず、地域の祭りへの参加や敬老会、養護学校、老人福祉施設等への訪問など、地域の方々との交流を深めていること、さらには全国磯節大会や民謡民踊大会への参加を得た学校や、催事に招かれたことを機に保護者による後援組織が発足した学校もあり、こうした伝統文化継承の取組を通じ、学校を拠点として保護者・地域のつながりを深めていることにある。



審査委員より

本実行委員会が中心になって、各地域の特色や学校の実態を生かしながら、市内の9小学校と3中学校の12校が民謡・民俗芸能を取り上げ、伝統文化の伝承活動に取り組んでいる。市の合併という新たな動きの中で、郷土を深く理解し、多くの人たちが交流することを目的に活動している本実行委員会の役割は大きい。

プロフィール

ひたちなか市伝統文化継承事業実行委員会

団体概要

【創立】
1990年

【団体の規模】
・児童・生徒数 296(12校のクラブ員数計)
・指導者数 36(12校の地域指導者数計)

主な著書・論文・文章など

1998年 「ふるさとの心-唄・技-」 ひたちなか市伝統文化継承事業実行委員会