博報賞

活動タイトル

自己の経験を生かした日本在住外国人児童への異文化理解教育の推進

横山 レイカ (富士市立吉原小学校 ポルトガル語指導員・通訳・相談員 富士市不就学外国人児童生徒調査員 富士市生活安全推進委員)

文化教養育成部門| キーワード:静岡県
横山 レイカ (富士市立吉原小学校 ポルトガル語指導員・通訳・相談員 富士市不就学外国人児童生徒調査員 富士市生活安全推進委員)

活動の目標・方針

学習支援を充実させ、様々な心の問題を抱えている子どもたちの相談にのることで、ひとりでも多くの子どもが日本でも母国でも夢や目標を持って生活し、心身ともに成長していくことを目指す。また、外国人保護者に対し、日本の教育システムについての知識の普及を図るとともに、日本人社会への異文化理解の推進を促す。

活動内容

外国籍住民の増加に伴い外国籍児童の教育問題が深刻化・複雑化している中、「国際教室」での活動を中心とし、長年にわたり外国人保護者の相談にのり、心に様々な問題や悩みを抱えている子どもに対して草の根的な支援活動を続けている。
また、家庭内でのコミュニケーションが円滑になされ、将来母国へ帰ったとしても現地の教育についていけるようポルトガル語の指導も行っており、遠方から国際教室へ通う子どもたちも多数いる。かつて「問題児」としてみなされていた子どもが日本や母国で大学進学を果たしたり、家族の柱となるような社会人として成長しているケースも多く、教育現場において子ども、保護者、学校教員をサポートする重要な役目を担っている。外国籍住民と日本人社会を結ぶ「架け橋」として双方から信頼が厚く、近年では文科省の不就学児童生徒支援事業の調査員や富士市生活安全推進員にも任命され、外国籍青少年及び保護者に対する進学指導やその他育成事業を通し、多文化共生社会の実現に貢献している。



審査委員より

日系人を初めとする外国人が多く集住する地域において、横山氏が文化の架け橋として担ってきた役割は大きい。日本語指導のみならず、母語教材の開発、情報不足になりがちな外国人生徒のための進学指導会の開催等、横山氏は多文化共生社会に向けて、まさに草の根レベルで多角的に外国人支援に貢献してきた実績がある。

プロフィール

横山 レイカ (富士市立吉原小学校 ポルトガル語指導員・通訳・相談員 富士市不就学外国人児童生徒調査員 富士市生活安全推進委員)