博報賞

活動タイトル

総合学習のモデルとなる自分たちの住む町の構造改革を子どもたちが考え、調べ、提案する「町学習」の確立

西尾市立西尾小学校

活動の目標・方針

・「市民意識を持った子どもたち(将来のよき市民)」の育成
・「ふるさとを語れる子」「全力で考え、行動できる子」の育成

活動内容

西尾小学校の町学習は、総合的な学習の時間を先取る形で始まった。究極の目標は、子どもたちの「市民意識の育成」である。地域の人々との強い連携のもと、子どもたちを「小さな町づくり人」と位置づけ、将来の「よき市民」を育てるべく実践を続けている。
町は子どもが生活する場である。町を丸ごと学びの土俵として子どもたちを町に出し、子どもたちがリアルな町の問題とぶつかり、自らの手で解決していく。町のことを調べたり、町の人に助けてもらったり、町で多くの体験を積むことで、子どもたちは、町への愛着を肌で感じている。
子どもたちは、全力で考えた内容を地域へ発信する。子どもが動くと大人が動く。子どもたちの勢いに町が活気づく。本町の商店街では、古びたアーケードが取れ、モダンなつくりの町に変貌した。地域では「城址まつり」を開催した。地域と学校が一体となってイベントを実施している。子どもたちが中心となった「学校発信型の町づくり」である。



審査委員より

「町」の人、歴史、文化、風土等を素材にして、町を探究・創造する総合的な学習の実践。「活動ステップ」と「町学習の力群(育てたい力)」を軸にして、積み上げ型の町学習単元を創り上げた。さらに、町学習を効果的に進めるための「町学習セミナー」や「親子町ステキ発見ウォーク」等の事業を行い、「小さなよき市民」を育てている。

プロフィール

西尾市立西尾小学校

団体概要

【創立】
1872年

【団体の規模】
・児童・生徒数 758
・クラス数 23
・指導者数 34

主な著書・論文・文章など

2000年 「総合学習・町づくり大作戦」 明治図書
2001年 「やってみたい総合学習(7) 町・地図、ぼくたちの町改造計画」 草土文化社
2001~2003年 「町に親しみ、町と高め合う子どもの育成」(総合的学習ふぉーらむ 研究要項1~3集) 西尾小学校
1987~2005年 「錦ヶ丘紀要1~18集」 西尾小学校