博報賞

活動タイトル

校内委員会のスクラップアンドビルド、保護者や地域との連携など中規模小学校における特別支援教育のモデル

守谷市立松前台小学校

活動の目標・方針

・特別な配慮を要する児童の実態を正しく把握し、適切な支援方法を明らかにする。
・特別な配慮を要する児童を支援するための校内支援体制を構築する。
・校内支援体制を有機的に運用し、全職員で、特別な配慮を要する児童に対して具体的な支援を行う。

活動内容

近年、特別な配慮を要する子どもたちが、学級の中で正しく理解されず、集団の中で不適応行動を起こしたり学校に来られなくなったりする現状が多く見られる。子どもを正しく理解し適切な支援をすることが、教育現場での急務の課題になっている。私達は、特別な配慮を必要とする子どもたちの実態を把握するために「支援会議」を開き、より深く理解し支援方法を検討するために「事例検討会」を行い、さらに「ケース会議」により、具体的な方策を決定するなど、支援のための体制を整備してきた。また、学習に遅れがあったり心のサポートが必要だったりする子どもには、オープン教室を立ち上げて学習支援を行っている。このような取り組みは、職員の意識改革と専門性の向上に繋がり、子どもたちを全職員で見守り支援する方法を具現化した。担任一人一人が、障害のあるなしに関わらず子どもの視点に立って一人一人のニーズを把握し、必要な支援をすることができるようになった。



審査委員より

全国の小・中学校において特別支援教育が模索されながら進展している。本校における実践はそうした体制推進の代表的モデルとして高く評価できる。特に校内委員会を設置するにあたりいくつかの委員会をスクラップアンドビルドするやり方は、常に教育の実践を見直しながら、よりよい形態を構築していくエネルギーに満ちた魅力的な学校づくりといえる。

プロフィール

守谷市立松前台小学校

団体概要

【創立】
1989年

【団体の規模】
・児童・生徒数 426
・クラス数 17
・指導者数 24

主な著書・論文・文章など

2001~2004年 「LD・ADHD等のある児童生徒への支援の在り方(1)~(9)」 日本LD学会
2003年 「先進的学校に学ぶこれからの特別支援教育」(実践障害児教育) 学習研究社
2004年 「"配慮を要する子ども"に対する支援体制の構築と運用」(新教育課題の要点と実践) 第一法規