博報賞

活動タイトル

総合制・地域制養護学校へ向けての全国的モデルとなる独自な取り組み

京都市立西総合養護学校【文部科学大臣奨励賞受賞】

活動の目標・方針

・障害種別の枠をこえた、個々の教育的ニーズに応じた教育課程創造
・今を豊かに生き、将来にわたり豊かな生活をおくる-ADLからQOLへ-
・ノーマライゼーション理念の具現化

活動内容

特殊教育から特別支援教育へ教育が大転換していく中、多くの障害児の保護者が望んでいた、様々な障害に対応できる地域に密着した養護学校づくりへの動きが、試みられ注目されている。こうした総合制・地域制養護学校づくりの全国モデルとなる取り組みである。障害児がひとりの人間として、社会に自立して生きていくためには、個別の指導が重要であるが、1学級1担任1教室制という指導責任制をとり、よりきめ細やかな対応をするとともに、「できる状況づくり」という支援の考え方で取り組み、軽度な発達障害から重複した障害まで様々な障害に対応している。そして本人、保護者、教師の願いに基づいて作成される「個別の指導計画」は京都市のみならず全国のモデルである。また地域の保護者や、小・中学校への教育・進学相談支援や研修支援などを行うとともに、保護者のニーズである、居住区での、医療や療育の専門家のアドバイスが受けられる場の設置などネットワークづくりにも積極的に取り組んでいる。



審査委員より

特殊教育から特別支援教育への大きな転換期にあって、これからの特別支援学校のモデルともなる、全国初の総合制・地域制養護学校としての準備と実践は、まさに未来を創造する教育の推進であり、21世紀の学校づくりの名にふさわしい。地域の相談センターとしての機能、LD・ADHD等の軽度発達障害に対する地域の幅広いネットワークづくりも高く評価される。

プロフィール

京都市立西総合養護学校【文部科学大臣奨励賞受賞】

団体概要

【創立】
1986年

【団体の規模】
■児童・生徒数
・小学部 57
・中学部 2
・高等部 7
■指導者数 110

主な著書・論文・文章など

2000~2002年度 文部科学省教育研究開発学校報告冊子1年次・2年次・3年次
2002年度 「個別の指導計画」作成マニュアル
2002年度 京都市教育委員会研究指定報告冊子「21世紀の学校づくり推進事業」