博報賞

活動タイトル

28年間の「蛍」の保護活動を核とした、多彩な体験活動

美濃加茂市立三和小学校

活動の目標・方針

ホタル保護活動を通して、
・豊かな感性を磨き、自然や郷土を愛する心を育てる。
・得た体験を豊かにことばや歌や絵などで表現する力を育てる。
・社会に貢献する生き方や自然や他の人々と共生する生き方を育む。

活動内容

集中豪雨によって絶滅の危機に瀕したゲンジボタルの保存会の願いに協力しつつ、心豊かな人間性を育てようと、1976年から学校でのホタル保護活動を開始した。その後、ホタル保護活動を通して教育目標「心豊かで、自ら学び、やりぬく子」を具現化すべく活動を続けている。
ホタル保護活動をテーマとした教育実践は、幼虫の観察から始まり、ホタルの餌となるカワニナの飼育、飛翔数のカウント、一大イベントであるホタルコンサート、ホタルの季節を終えた川を掃除し幼虫の放流を行なうなど、季節ごとの活動を続けている。また国語では俳句、作文、図工ではポスター、理科では観察ノートといった、各教科ごとにホタルを題材にした作品づくり、学習発表会を行なっている。
昨今では、三和小と言えば「ほたるの学校」として定着し、川浦川、廿屋川は再びホタルの乱舞が見られる美しい川として蘇った。学校全体、地域の人々と共同の活動により、児童には下級生やお年よりを思いやる心がめばえ、環境教育の成果としても、全ての人間が協力して行なう必要性を学びとっている。



審査委員より

地域で行われていたゲンジボタル保護活動に着目し、児童が主体的に参加・参画できる地域ぐるみの教育活動を構築した。それは、観察や飼育の体験活動、川の清掃などの環境美化・保全の活動、コンサートや作品作りなどの表現活動等、広がりと深まりのあるもので、豊かな人間性や創造性を培う教育活動になっている。

プロフィール

美濃加茂市立三和小学校

団体概要

【創立】
1909年

【団体の規模】
・児童・生徒数 35
・クラス数 5
・指導者数 11