博報賞とは
児童·生徒の「豊かな人間性育成」には、子どもたちと日々直接向き合う教育実践者の役割が非常に大きいと考えています。
博報賞は、児童·生徒に対する日常の教育現場で尽力されている、学校·団体·教育実践者を顕彰することを通して、児童教育の現場を活性化させ、支援することを目的としています。
スタートから40年以上の歴史を持ち、対象部門も拡大、すぐれた教育実践の輪を広げています。
対象部門と各部門の活動範囲
-
国語·日本語教育部門
- ・考える力、感じる力、想像する力、理解する力、表す力、伝える力の育成を目指す教育
- ・あらゆる学びの場におけることば教育
-
特別支援教育部門
- ・インクルーシブ教育の理念に則った教育的支援活動
(視覚障害、聴覚障害、言語障害、肢体不自由、身体虚弱、知的障害、情緒障害、LD、AD/HD、自閉症等)
- ・インクルーシブ教育の理念に則った教育的支援活動
-
日本文化理解教育部門
- ・ 伝統文化、現代文化、生活文化、地域文化などに関する学習、継承を通して、日本の文化を大切にする心を育み、日本人としての自己の確立を目指す教育
-
国際文化理解教育部門
- ・ 外国語活動、国際交流などを通し、諸外国の歴史や文化を理解し、地球的視野 に立って行動できる主体性を身につける教育
- ・ 外国籍児童·生徒に対する学校·家庭·地域における支援活動
-
教育活性化部門
- ・ 上記以外の分野で、新しい教育テーマ等の開発や独創的な学校·授業改革
- ・ 学校·地域·保護者などの連帯による、また学校以外での学びの場づくりなど、人間力を育てる実践活動
賞の内容
- 博報賞:
- 5部門で20件前後
正賞 賞状
副賞 100万円
※博報教育特別賞:「博報賞」5部門とは別に、広く教育的見地から功績著しい候補がある場合に贈呈します。
応募について
※推薦資格を有する第三者による推薦応募のみの受付です。
※応募に関して、詳しくは下記「応募について」ボタンから応募専用ページをご覧ください。
候補者資格
日本国内において、国内の小・中学生を中心とした児童・生徒を対象に、5部門に関連する教育活動を実践している団体・個人
推薦資格
教育長、教育事務所長、教育センター長、各校長会会長、大学・大学院の教授(准教授除く)、博報賞5部門に関わる日本国内の教育研究団体の代表
応募方法
※詳細は推薦要項をご確認ください。
- 1:推薦書へ記入・署名・捺印(推薦者)
- 2:候補者の概要、活動の概要、審査資料の準備(候補者)
- 3:推薦書、候補者の概要、活動の成果、審査資料を郵送(5/10からWeb応募も対応)
締切:2018年6月29日(金)必着
スケジュール
推薦受付期間 2018年4月2日~6月29日(財団必着)
受賞者発表 2018年9月下旬
贈呈式 2018年11月
審査方法
提出された「推薦書」「審査資料」をもとに、審査委員において審査・選考します。
審査委員
- 押谷 由夫(武庫川女子大学大学院 教授 ※)
- 佐久間亜紀(慶應義塾大学 教授)
- 滝川 国芳(東洋大学 教授)
- 田村 学(國學院大學 教授)
- 柘植 雅義(筑波大学 教授)
- 成田 信子(國學院大學 教授)
- 森山 卓郎(早稲田大学 教授)
- 山元 隆春(広島大学 教授)
- 結城 恵(群馬大学 教授)
- 吉谷 武志(東京学芸大学 教授)
(50音順) ※...審査委員長