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vol.1 読み書き障害をかかえた子どもたち — 発達性ディスレクシア

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今回は、ことばの読み書きに困難のある「発達性ディスレクシア」(以下、ディスレクシア)に関する研究をご紹介する。19世紀末にイギリスの精神科医が、ディスレクシアの少年の症例を報告して以来、英語圏ではさかんに研究が行われてきた。しかし日本では20年ほど前は他の発達障害との区別が難しく、ディスレクシアをどう確定できるのか、そもそもどんな障害なのかも明らかにされてはいなかったようだ。その後、ディスレクシアの研究をライフワークとした研究者らの粘り強い努力によって次第に解明され、現在、日本でも広範囲な研究が行われている。脳科学、心理学、言語学などさまざまな分野の専門家が、地道なデータ蓄積や基礎研究に取り組み、検査やトレーニング開発を試みたり、実践的な支援活動等に従事している。しかし、社会的認知度はまだ低い。そこで今回は、過去に当研究助成でご縁のできた4件の研究をご紹介する。日本のディスレクシアの子どもたちに寄り添いながらそれぞれが切り開いてきた道のりや、これから目指すところを知っていただきたい。

Vol.1 読み書き障害をかかえた子どもたち 発達性ディスレクシア

プロローグ

日本人による、日本人のための、日本語の発達性ディスレクシア研究

File No.1

原 惠子氏

研究代表者

原 惠子氏上智大学 大学院言語科学研究科 准教授

第8回 研究助成
発達性ディスレクシアの早期スクリーニング検査開発
[助成期間]2013年4月~2014年3月
第8回 継続助成(アドバンストステージ)【短期】
発達性ディスレクシアの早期発見・早期介入のための教育実践~学級での発見から支援へのシステム構築の試み~
[継続助成期間]2014年8月~2015年3月

File No.2

奥村 智人氏

研究代表者

奥村 智人氏大阪医科大学LDセンター 技術職員 オプトメトリスト

第5回 研究助成
発達性読み書き障害への障害特性に応じた読み支援法の開発
[助成期間]2010年4月~2011年3月

File No.3

三盃 亜美氏

研究代表者

三盃 亜美氏大阪教育大学 教育学部 特別支援教育講座 講師

第7回 研究助成
発達性「読み」障害における音読速度障害の障害メカニズムの解明
[助成期間]2012年4月~2013年3月

File No.4

関 あゆみ氏

研究代表者

関 あゆみ氏北海道大学大学院 教育学研究院 准教授

第6回 研究助成
読字指導法開発のための漢字の読みの仮説モデルの検討
[助成期間]2011年4月~2012年3月

※所属・役職は取材時のものです。

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